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2006.08.06

後悔先に立たず(新型定期預金)

 本日(2006/08/06)の日本経済新聞1ページの記事「金利変動型商品相次ぐ」から引用です。

 日銀によるゼロ金利政策の解除を受けて、金利上昇に対応した金融商品の人気が高まってきた。銀行は段階的に金利が上がる新型定期預金などを相次ぎ売り出し、保険会社でも変動金利型の年金保険の販売が好調だ。先行きの金利上昇を予想する家計が増えているためで、超低金利を背景に普通預金などに眠っていた個人マネーがじわりとシフトし始めた。

<中略>

 あおぞら銀行が六月、東京スター銀行は二月から、段階的に金利を上げる新型定期預金を扱い始めた。東京スター銀で十年物定期に預けた場合、当初の年利一・六%が、三年後に一・八%、六年後に二%に上がる。銀行は金融派生商品を使って金利変動リスクを抑えている。円定期預金の新規預け入れのうち東京スター銀は八割、あおぞら銀は六割を新型定期が占めており販売は好調だ。

<以下略>

 つい先日も触れたのですが、預金者の利益にはなりそうもない、新型定期預金(仕組み預金)が人気を博しているようです。
 確かに、表面利率は素晴らしく、素晴らしい商品に思えるのですが、決してオススメできない極めて危険な金融商品です。

 再度記事を引用します。

銀行は金融派生商品を使って金利変動リスクを抑えている。
 とあることに注目しておきましょう。
 端的に申し上げて、金利変動リスクを回避しているのは銀行。金利変動リスクを背負っているのは預金者ということになります。

 この類の新型定期預金することは不合理です。自信満々で購入を見送りましょう。中途解約で大損も 満期特約付き定期預金は慎重にで紹介した五十代女性のような憂き目に遭うのは避けたいものです。

 「後悔先に立たず」です。

PS.商品の性格が異なりますので一概に推奨できませんが、金利変動リスクに備えたいのならば、個人向け国債(変動10年)を活用すべきです。


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