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2006.07.28

中途解約で大損も 満期特約付き定期預金は慎重に

 巷にあふれる金融商品。
 合法な金融商品で、オススメできないものの筆頭が「満期特約付き定期預金」とか「仕組み預金」と称されているものです。

 東京新聞のWebサイトには中途解約で大損 満期特約付き定期預金は慎重にという記事が掲載されていました。

 満期は変動するが、その間は1%前後かそれ以上の高い金利が得られる「満期特約付き定期預金」が人気を集めている。ただし、このタイプの預金は、満期を自分で決められない上、中途解約すると解約手数料(損害金)が発生し、預金者が多額の損失を被る可能性もある。特に金利上昇中の解約は損失が大きい。実際に解約をしようとした人の体験から、この預金の性質を探った。 (佐橋大)

 「そんなばかなと思った」。五十代女性は憤りで声を震わせる。

 女性は今年一月、五百十万円を、八年満期で金利は1・0%という満期特約付き定期に預けた。行員からは「中途解約はできない商品です。どうしても解約する場合には損害金が発生し、元本割れの可能性があります」と預入時に告げられた。女性は、損害金がどれくらいになるかを、その場で行員に聞いたが、具体的な回答はなかった。女性は「きっと数万円のレベルだ」と思いこんだ。

 その後、同じ銀行が新しい預金を出した。今度は、八年満期で1・6%の利率。その差は、0・6%。満期時には二十万円近く利息(税引き後)で差がついてしまう。女性は預け替えようと、銀行に行った。行員は「解約すれば三十五万円余りの損害金が発生する」と伝えた。「そんなに損をするなら、もっと解約が自由にできる預金にすればよかった」と、女性は後悔する。

<中略>

 しかし、窓口で具体的に金額を示す金融機関はない。預金の運用は複雑なため、損害金の額を正確に示すのは困難だからだ。「概算では、その数字がお客さまの頭に残ってしまい、実際の金額と違った場合のトラブルのもとになる」(金融機関)。

 ネット銀行のイーバンク銀行が「十年定期を一年で解約する場合、市場金利が預入時と同じなら元本額の約2%と諸経費、1%上昇していれば、さらに元本額の9%(1%×九年)が加わる」と説明する程度だ。

 中途解約で預金者が損失を被る可能性が高いという商品の性質から、この種の預金を扱う金融機関も「病気などでも、途中で引き出す可能性がない余裕資金だけを預けてください」と客に注意を促している。加えて、経済に日ごろから関心を持っておくことも、有利な金融商品選びに欠かせない要素といえそうだ。

 五十代女性と同じような思いはしたくありません。

 私の判断では、仮に余裕資金でも、この類の預金を利用するのはNGです。
 これららの商品が利用者にとって有利であるとする人物はとりあえず「お金の相談をする相手としては不適格である」と判断して差し支えありません。
 こんな商品の利用を検討するのは愚にもつかない行動です。(詳しくは、上記リンク先の記事でもコメント寄せておられる、吉本佳生氏の金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレかをご覧ください。私たちの周りにどれほど多くの不利な商品が満ち溢れているかを再認識することができます)

 この種の定期預金が預金者にとって不利なものであるかは悪質な新型定期預金などで触れたとおりです。



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